症例のご紹介

【症例①】

進行した歯周病により歯肉が腫れ、歯がぐらぐら揺れて噛むことができない状態でした。歯周病の治療と被せ物の治療により、歯肉は引きしまり、歯の揺れはなくなりました。保険治療です。

【症例②】

左下の犬歯に重い歯周病があり、初診時のX線写真では、骨が減っています（黄色い矢印）。歯周基本治療後、リグロス®を用いた再生治療を行いました。リグロス®は、bFGF （塩基性線維芽細胞増殖因子）製剤であり、保険治療で使用することが認められている安全性の高い薬です。再生治療の6か月後のX線写真では、骨が増えています。

※　再生治療は、骨の量が少なすぎる場合には、効果が期待できないことがあります。

【症例①】

奥歯の金属冠は適合が悪く、一部には虫歯がありました。患者様は審美的な治療を希望されたため、セラミックスの1種であるジルコニアを用いた被せ物を装着しました。ジルコニアは、従来のセラミックスと比べて欠けにくく、金属アレルギーの心配がありません。

【症例②】

金属の詰め物の下が虫歯になっていました。セラミックスの1種である二ケイ酸リチウムを用いた詰め物を装着しました。適合や見た目が優れていて、金属アレルギーの心配がありません。

【症例③】

上の前歯の被せ物が変色していました。歯周病治療により歯肉の状態を整えた後、上の前歯は硬質レジン前装金属冠を被せました。この症例は、全て保険治療で行っています。

【症例④】

保険の金属の詰め物が取れて、その下が虫歯になっていました。患者さんが虫歯になりにくい詰め物を希望されたため、金合金での治療を選んでいただくことになりました。金合金の詰め物は、保険の金属の詰め物に比べて、適合が良く、2次虫歯になりにくいことがわかっています。